2024年現在、XMTrading(エックスエム)ではスキャルピング取引は禁止されていません。XMでスキャルピングを行うメリットについても解説します!
この記事を読み進めれば、スキャルピングトレーダーがXMTrading(XM)を選ぶ際の判断材料や、なぜKIWAMI極口座がおすすめなのかが理解できるでしょう!
通貨ペア | スタンダード口座 マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座※ |
---|---|---|---|
USDJPY ドル/円 | 1.6pips | 0.9pips | 1.1pips |
EURJPY ユーロ/円 | 2.3pips | 1.8pips | 1.4pips |
GBPJPY ポンド/円 | 3.6pips | 2.3pips | 2.2pips |
AUDJPY 豪ドル/円 | 3.3pips | 1.9pips | 2.2pips |
EURUSD ユーロ/ドル | 1.7pips | 1.0pips | 1.1pips |
GBP/USD ポンド/ドル | 2.1pips | 0.9pips | 1.3pips |
XMTrading(エックスエム)はスキャルピング手法を許可
XMTrading(エックスエム)では、スキャルピング手法を自由に利用することができます。ただし、一部の禁止事項には気を付ける必要があります。
口座凍結のリスクを避けるために、次の禁止行為に注意しましょう!
XMのトレードにおける禁止行為
XMTrading(エックスエム)では、以下の6つのトレード手法・行為が利用規約で禁止されています。
これらのトレード手法や行為は、XMTradingの利用規約に違反するため、口座凍結や全利益没収など厳しい制裁が課せられる可能性があります。XMTradingを利用する際には、利用規約を確実に理解し、遵守することが重要です。
①XMの複数口座を開設しての両建て
XMTradingでは、1人で最大8口座まで開設することができますが、これらの複数の口座を利用して両建てを行うことは禁止されています。ただし、同一口座内での両建ては許可されています。
②複数人のグループで口座を開設しての両建て
XMTradingでは、複数の個人がグループを組んでトレードを行い、グループ内で両建てを行うことは禁止されています。
③XMと他の海外FX業者の複数口座による両建て
XMTradingでは、XMの口座と他の海外FX業者の口座を使用して両建て取引を行うことは禁止されています。
④裁定取引(アービトラージ)
裁定取引とは、2つのFX業者間のレート差を利用して、同じ通貨ペアで両建てを行うFX手法のことです。
このアービトラージ手法は、ゼロカットにより必ず利益が出てしまうため、XMTradingや他の海外FX業者では「ゼロカットの悪用」として禁止されています。
⑤XMのサーバー接続遅延を利用した取引
重大な発表や市場のアクセスが集中した際、XMTradingの取引サーバーで接続遅延が生じることがあります。
このような状況では市場価格が正確に表示されず、それを利用して意図的に取引を行い、利益を得る行為は不正とされ、罰則の対象となります。
多くの海外FX業者はマイナス残高をリセットする「ゼロカット」サービスを提供していますが、これを不正に利用して別口座間で両建てを行い、片方の口座が損失で残高が0になり、もう片方の口座がそれを上回る大きな利益を得る行為も禁止されています。
⑥XMボーナスの不正受給・不正利用
XMTradingが提供しているボーナスキャンペーンにおいて、不正な受け取りや利用が行われた場合、規約違反とされます。XMTradingでは、以下の3つのボーナスキャンペーンを実施しています。
別アカウントを作成して繰り返し口座開設ボーナスを受け取ったり、ボーナスを不正に活用したりすることは禁止されています。
次に、XMがスキャルピングに向かない理由について説明します。
XMTradingがスキャルピング手法に向かない理由
XMTrading(エックスエム)は、スキャルピングトレードに関してはあまり適していない海外FX業者です。その理由は主に以下の4つです。
スタンダード口座のスプレッドが広め
XMTrading(エックスエム)がスキャルピングに向かない理由の1つは、「スタンダード口座のスプレッドが広いこと」です。
スキャルピングは短期間で小さな利益を積み重ねる取引手法であり、スプレッドが狭ければ狭いほど有利です。XMTradingの主要な口座タイプである「スタンダード口座」のスプレッドは、他の海外FX業者に比べて広めです。
以下はXMTradingと主要な海外FX業者のスプレッドの比較です。
海外FX業者 | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | EUR/JPY | 口座タイプ |
---|---|---|---|---|---|
XM | 1.6 | 1.6 | 2.3 | 2.6 | スタンダード口座 |
AXIORY | 1.5 | 1.3 | 1.9 | 1.7 | スタンダード口座 |
LAND-FX | 0.9 | 0.7 | 1.1 | 1.4 | スタンダード口座 |
TitanFX | 1.33 | 1.2 | 1.57 | 1.74 | スタンダード口座 |
この比較からわかる通り、XMTradingは主要なFX通貨ペアにおいて、最も高いスプレッドを持っています。
スプレッドが高いと、スキャルピングなどの短期トレードには向かないため、XMTradingのスタンダード口座はデイトレードやスイングトレードなど、他のFX取引手法に向いていると言えます。
ゼロ口座は取引手数料が高く向かない
XMTrading(エックスエム)がスキャルピングに向かない2つ目の理由は、「ゼロ口座の取引手数料が高い」という点です。
XMゼロ口座はスキャルピングに特化した低スプレッドな口座タイプで、取引の度にスプレッドに加えて往復1pipsの取引手数料がかかります。
この手数料がスキャルピングにおける利益を圧迫する要因となります。
通貨ペア | スプレッド | トータルコスト(取引手数料含む) |
---|---|---|
USD/JPY | 0.1 | 1.1 |
EUR/USD | 0.1 | 1.1 |
GBP/USD | 0.4 | 1.4 |
EUR/JPY | 0.6 | 1.6 |
他の海外FX業者でも同様にスキャルピング特化の口座タイプが提供されていますが、XMTradingのゼロ口座は、他社の同様な口座タイプと比べて取引手数料が高い傾向にあります。
取引手数料が高いと、スキャルピングにおける利益が減少する可能性が高まります。
海外FX業者 | 取引手数料 | 口座タイプ |
---|---|---|
XM | 往復1pips | ゼロ口座 |
Tradeview | 往復0.5pips | ILC口座 |
TitanFX | 往復0.7pips | ブレード口座 |
FBS | 往復0.6pips | ECN口座 |
HotForex | 往復0.8pips | ゼロ口座 |
AXIORY | 往復0.6pips | ナノスプレッド口座 |
LAND-FX | 往復0.7pips | ECN口座 |
XMTradingのゼロ口座は、他の海外FX業者の同様な口座タイプと比較して、取引手数料が高めに設定されています。
特にUSD/JPYでの取引では、XMTradingのゼロ口座のスプレッドは狭い(0.1pips)ですが、取引手数料が1pipsかかるため、トータルコストは1.1pipsになります。
対照的に、他の業者ではスプレッドがわずかに広い(0.4pips)ものの、取引手数料が低い(0.6pips)ため、トータルコストは1.0pipsとなります。
スキャルピングに適した低スプレッド口座を選ぶ際には、スプレッドだけでなく、取引手数料を含めたトータルコストを比較することが重要です。
XMTradingのゼロ口座はスプレッドが狭い一方で、取引手数料が高いため、他社に比べてトータルコストが高くなっています。
10分以内の注文決済はXMポイントの対象外
XMTrading(エックスエム)がスキャルピングに向かない3つ目の理由は、取引が10分以内に決済された場合、XMポイントの対象外となることです。
XMTradingには「ロイヤリティプログラム」というキャッシュバックのサービスが提供されており、1Lotの取引ごとに最大0.67pips相当のボーナスを受け取ることができます。
このボーナスを利用することで、実質的なスプレッドを0.67pips削減できるため、XMのスプレッドの広さを一部カバーできます。
しかし、このキャッシュバックの対象から外れるのが、10分以内に取引が決済される場合です。つまり、スキャルピングのような超短期売買を行った場合、ロイヤリティプログラムによるスプレッド削減の恩恵を受けることはできません。
また、ゼロ口座は元々ロイヤリティプログラムの対象外であり、10分以上のポジション保有でもキャッシュバックは一切適用されません。
そのため、XMのキャッシュバックプログラムはスキャルピングとは相性が悪く、スキャルピングを主要なトレード手法とする場合は、最初からスプレッドの狭い別の業者を選択する方が望ましいでしょう。
スプレッドが広がりやすい
XMTrading(エックスエム)がスキャルピングに向かない理由の四つ目は、スプレッドが広がりやすいことです。
多くのXMTradingの利用者からは、「XMはスプレッドが広がりやすい」という声が寄せられています。海外FX業者のスプレッドは市況に応じて変動しますが、XMは他の業者と比較しても広いスプレッドが特徴です。
特に、早朝や経済指標の発表時など、市場が特に動きやすいタイミングではスプレッドが一段と広がることがあります。さらに、XMTradingの平均スプレッドが他の業者に比べて広いため、スプレッドが広がるとコスト面で不利になることが考えられます。
スキャルピングではスプレッドの狭さが重要な要素となるため、スキャルピングを主要なトレード手法とする場合、他のスプレッドの狭い業者を選択することが賢明かもしれません。
XMTradingでスキャルピングを行うメリット
ここまで、「XMTrading(エックスエム)はスキャルピングに向かない理由」をご説明しましたが、それでもなおXMTradingはスキャルピングトレーダーにとって利用価値がある海外FX業者と言えます。
以下では、XMTradingでスキャルピングを行う際の5つのメリットを紹介します。
最大1000倍のハイレバスキャルが可能
XMTradingでスキャルピングを行う大きなメリットは、最大で1000倍のハイレバレッジが利用できることです。これは国内FX業者の最大レバレッジ25倍と比較して圧倒的に高いレベルで、海外FX業者でもトップクラスの設定です。
高いレバレッジを活用すれば、少額の証拠金で大きな取引が可能となり、それによってスキャルピングにおける効率的な資金運用が実現します。
また、XMTradingのロスカットレベルは20%と比較的低いため、高いレバレッジをかけていてもロスカットのリスクが低く、スキャルピングトレードを安心して行えます。
海外FX業者の中でも約定力が高い
XMTrading(エックスエム)でスキャルピングを行うメリットの2つ目は、「高い約定力」です。スキャルピングは瞬時の約定が重要であり、スリッページやリクォートはトレードに悪影響を及ぼす可能性があります。
XMTradingは「リクオートなし、約定拒否なし」という方針を持ち、注文の99.35%が1秒以内に約定される高い約定力を提供しています。
これにより、スキャルピングトレーダーはスピーディーな取引を実現しやすく、トレードの精度を高めることができます。
また、スキャルピングに特化したゼロ口座は、「ECN方式」を採用しているため、最も公平で安定した約定環境でトレードすることができます。
低コストが実現する「KIWAMI極口座」を利用できる
XMTrading (エックスエム)では、2022年10月に導入された「KIWAMI極口座」が登場し、より低コストでの取引が可能となりました。
KIWAMI極口座の特徴は以下です:
特に注目すべき点は、「取引手数料がない」という点です。スプレッドが低く、かつ取引手数料がかからないため、非常にコスト効率の良いFXトレードが可能です。
スキャルピングを行いたいトレーダーにとって、KIWAMI極口座は非常に魅力的な選択肢となっています。口座をまだ開設していない方は、ぜひこの機会に検討してみてください。
豪華なボーナスキャンペーンを利用できる
XMTrading(エックスエム)でスキャルピングを行う3つ目のメリットは、「豪華なボーナスキャンペーンを利用できる」という点です。
XMTradingでは、以下の3つのボーナスキャンペーンが常時開催されています。
口座開設ボーナスは、ゼロ口座を含む全ての口座タイプで受け取ることができます。これにより、入金不要で口座を開設し、すぐにトレードを開始できます。
新たにFXを始める方にも手軽に始められるメリットがあります。
さらに、最大で10,500ドルの入金100%+20%ボーナスキャンペーンも用意されています。これらのボーナスを最大限に活用することで、ハイレバレッジスキャルピングを効果的に行うことができます。
XMTradingは、少額からでも大きな利益を追求できる環境を提供しており、スキャルピングトレーダーにとって魅力的な選択肢と言えます。
スキャルピングEAを利用可能
XMTrading(エックスエム)でスキャルピングを行う4つ目のメリットは、「スキャルピングEAを利用可能」という点です。他の海外FX業者では、スキャルピングEAでの自動売買を制限している場合がありますが、XMではこの制限が設けられていません。
スキャルピングは多くの取引回数が必要で、長時間チャートを監視する必要があります。しかし、XMではスキャルピングEAを活用することで、自動売買プログラムがトレードを代行してくれます。
これにより、トレーダーは負担を軽減し、より効率的にスキャルピングを行うことができます。
ストップレベルが0
XMTrading(エックスエム)でのスキャルピングの最後のメリットは、「ストップレベルが0」という点です。
通常、予約注文においては現在の市場レートから一定の距離(ストップレベル)を離す必要があり、これにより注文価格に制約が生じます。
しかし、XMTradingではストップレベルが0となっているため、制約なく思い通りの注文を出すことができます。
スキャルピングは小さな価格変動を捉えるために短時間で多くの取引を行う手法であり、ストップレベルが0であることはスキャルパーにとって有利な条件と言えるでしょう。
XMTradingはスキャルピングトレーダーにとって魅力的な環境を提供しています。
XMTradingでのスキャルピング手法
XMTrading(エックスエム)でスキャルピングを行う際におすすめの手法は、「雇用統計」を活用した指標トレードです。
XMTradingでは指標トレードが許可されているため、アメリカの雇用統計など大きな値動きを起こす指標発表は注目の対象となります。
指標トレードにおいては、以下の要素が重要です:
これらの要素を検討し、トレード計画を立てることが成功のカギです。
エントリーポイントでは高いレバレッジとボーナスを活用し、安心のゼロカットシステムがあるので追証の心配は不要です。XMTradingでのスキャルピングには指標トレードが効果的です。
XMとスキャルピングで他の海外FX業者のスプレッド比較
XMとその他のスキャルピングで人気業者2社の平均スプレッドを比較しました。ThreeTraderとExnessは、スキャルピングがしやすいと人気のFX業者です。
通貨ペア | XM (スタンダード口座) | ThreeTrader (Pureスプレッド口座) | Exness (スタンダード口座) |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6pips | 0.5pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 2.3pips | 0.8pips | 1.9pips |
GBP/JPY | 3.6pips | 1.3pips | 2.0pips |
AUD/JPY | 3.3pips | 0.7pips | 2.1pips |
EUR/USD | 1.7pips | 0.7pips | 1.0pips |
GBP/USD | 2.1pips | 0.9pips | 1.2pips |
AUD/USD | 1.8pips | 0.7pips | 1.4pips |
よくある質問
- XMでスキャルピングをするのにおすすめの口座タイプは?
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XMTradingを利用してスキャルピングを試したい場合、「KIWAMI極口座」がおすすめです。この口座は2022年に新たに導入され、狭いスプレッドと無料の取引手数料が特徴となっています。
- XMでスキャルピングが難しいと言われる理由は?
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スキャルピングに特にこだわりがない場合、他の海外FX業者がよりスキャルピングに適したトレード環境を提供していることもあるので、検討してみる価値があります。
- すべての通貨ペアでスキャル可能?
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XMでは、すべての通貨ペアでスキャルピングを行えます。
- FXは1日に何度も取引可能ですか?
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可能です。スキャルピングは数秒~数分で取引完了して、利益を積み上げていく手法です。禁止している業者もあるので注意してください。
- FXのスキャルピング手法とはなんですか?
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FXのスキャルピング手法とは、1回の取引を数秒~数分で完了させる取引スタイルです。短時間で利益を積み上げていく手法です。
XMでスキャルピングするならKIWAMI極口座が極小スプレッドで取引できるのでおすすめです。XMのスキャルピング手法も参考にしてください
- XMのスキャルピングにおすすめの通貨ペアはありますか?
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USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなどがスキャルピングにおすすめです。
USDやJPYが絡む通貨ペアはスプレッドが狭いのでスキャルピングに適していますが、スプレッドは変動するので取引時にしっかり確認しましょう。
- GEMFOREXでスキャルピングはできますか?
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GEMFOREXはスキャルピング可能です。禁止事項があるので利用規約を確認しましょう
- ゼロ口座の最低入金額はいくらですか?
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ゼロ口座の最低入金額5ドル~です。スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座も同じです。
まとめ
XMTrading(エックスエム)は、スキャルピングが禁止されていないけれども、スタンダード口座ではスキャルピングにはあまり向いていないという感じです。
スタンダード口座のスプレッドが広めで、ゼロ口座の取引手数料が高いです。そして、キャッシュバック対象外となる10分以内の注文決済や、スプレッドが広がりやすいという問題もあります。
でも、逆にXMTradingでスキャルピングをする際のいくつかの利点も存在します。例えば、最大1000倍のハイレバレッジを利用できたり、手数料がかからない「KIWAMI極口座」を使用できたりします。
さらに、豪華なボーナスキャンペーンが利用できる点や、スキャルピングEAの使用が許可されている点も魅力です。ストップレベルも0となっているので、指標トレードにも向いています。
XMはスキャルピングを禁止していません。 ただし、他社よりもスプレッドが広いため、スキャルピングを行う際には少し不利です。 XMでスキャルピングを行う場合、入金ボーナスを活用することをお勧めします。 入金ボーナスはスタンダード口座とマイクロ口座で受け取ることができます。 XMでスキャルピングを行うと、多くのメリットがあります。