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【2024年5月更新】XMのヘッジ・両建て取引は禁止されているのか?注意点を解説

この記事をご覧の方は、次のような疑問を抱えているかもしれません!

  • XMで両建てはできないのか?
  • XMでの両建ての方法を知りたい
  • XMで禁止されている方法で両建てするとバレるのか?

この記事では、「XMでの両建ての方法や禁止行為、メリットや注意点」についてご説明していきます!

両建てとは


両建ては、同じ銘柄において「買い状態」と「売り状態」の両方のポジションを同時に有する取引手法です!

通常、FXでは買いポジションまたは売りポジションのいずれかを持ち、通貨ペア間の価格差から利益を狙います。しかし、両建てを行うと価格変動があっても利益と損失が相殺されるため、相場の予測が難しい場合やリスクを軽減したい場合に適しています。

具体的な例として、以下の条件を考えてみましょう。

通貨ペア:USD/JPY レート:1ドル140円 → 130円 → 120円の変動 この場合、10万ドルの買いポジションを単独で保有すると、含み損益(決済時の見込み損失または利益)は次のように計算されます。

含み損益 = {(130-140) + (120-130)}円/ドル×10万ドル = -200万円

しかし、レートが1ドル130円になった時点で両建てし、10万ドルの売りポジションを追加すると、含み損益は次のように計算されます。

含み損益 = {(130-140) + (120-130) + (130-120)}円/ドル×10万円 = -100万円

両建てを行った場合と行っていない場合を比較すると、両建てした方が含み損(マイナス分)が少なくなります。このように、両建ては相場の正確な予測が難しい場合や様子を見たい場合に、リスクを軽減する有益な手法となります。

XMでは両建てできない?


XMでは、両建てが可能です。

XMの公式サイトでも、両建てが禁止されていないことが明示されています。

ただし、注意点や禁止事項も複数存在し、これらを犯すとペナルティが科せられる可能性があるため、両建てを行う前に注意深く確認しておくことが必要です。

XMでは同一口座内・同一通貨ペアでの両建てが可能

XMでは、同一口座内および同一通貨ペアにおいて両建てが可能です。

さらに、GOLD(金)およびSILVER(銀)の銘柄でも両建てが行えます。

巧みに両建てを活用することで、価格変動を検討しながら損失を適切なタイミングで制御したり、証拠金を抑えつつ強制ロスカットを防ぐなど、多くのメリットがあります。

ただし、一定の規制がなければ、トレーダーにとって極めて有利な状況が生まれ、公正な取引が崩れてしまう可能性があります。

そのため、XMでは両建てに対する禁止事項を設定し、これに違反した場合は厳しい罰則が課せられます。

主な罰則は以下の通りです。

  • 口座凍結
  • 出金拒否
  • 両建てにより得られた利益の没収
  • レバレッジの引き下げ

特に、FX初心者は無意識のうちに禁止事項に触れてしまう可能性も考えられます。

両建てを実行する際には、事前に規約を確認し、うっかり禁止事項に触れないよう慎重に注意しましょう。

XMで両建てを行う際の禁止行為

XMで両建てを行う際の禁止行為は、以下の通りです。

XMで両建てを行う際の禁止行為
  • XMの複数口座を跨いだ両建て取引を行うこと
  • XMと他FX業者口座での両建て取引を行うこと
  • 複数人が組織的に両建て取引を行うこと
  • 銘柄の異なる商品で両建て取引(裁定取引)を行うこと

XMの複数口座を跨いだ両建て取引を行うこと


XMの複数口座を跨いだ両建て取引は厳禁されています。

XMでは1つのアカウントに最大8つの口座を開設でき、4つの異なる口座タイプを通じて様々な通貨ペアや銘柄のトレードが可能です。

ただし、これらの複数口座間で同じ銘柄に対する売りポジションや買いポジションを両建てすることは、規約違反とされています。

これは、ゼロカットシステムを利用して不当に利益を得ることが可能となるからです。

複数口座を使用して多数のポジションを管理したり、EA(Expert Adviser)などを活用して自動売買を実施している場合、意図せずして禁止行為に巻き込まれることがあります。

故意であろうとなかろうと、禁止されている行為を実施すると罰則の対象となりますので、注意が必要です。

XMと他FX業者口座での両建て取引を行うこと


XMおよび他のFX業者口座での両建て取引は厳しく禁止されています。

複数の業者を利用してFXトレードを行う場合、扱う口座が増えると管理が疎かになる可能性があります。

こうした状況では、知らないうちにXMと他の業者との間で両建てが発生してしまう可能性があるため、口座の管理には十分な注意が必要です。

さらに、異なる業者間であれば発覚しないだろうという安易な考えで故意に両建てを行うことは避けるべきです。

共通の取引プラットフォームであるMT4やMT5を使用している場合、互いの業者間で顧客の状況や取引履歴などを確認できるため、情報が漏洩しやすくなります。

最悪の場合、両方の業者から罰則が科せられ、ペナルティが2倍になる可能性も考えられます。

複数人が組織的に両建て取引を行うこと

組織的な手法での両建て取引は厳格に禁止されています。

友人や知人と偶発的に同じ銘柄で逆のポジションを取ってしまった場合など、偶然の一致で両建てが成立する程度なら問題はありません。

しかしながら、組織的に協力して故意に両建てを行うことは許容されていません。

1人が複数の口座を横断して両建てを行うことと同じく、これによりゼロカットシステムを悪用して不正な利益を得る可能性があるからです。

もしも利益の発生が大規模で顕著に異常な場合、運営側はそれを「共謀して不正行為を行った」と判断し、重い罰則が科せられます。

口座凍結、出金拒否、両建てによって得た利益の没収、そしてレバレッジの引き下げなどの厳しい制裁が課せられますので、禁止事項は避けるよう心掛けましょう。

銘柄の異なる同じ商品で両建て取引(裁定取引)を行うこと

同一商品における異なる銘柄での両建て取引(裁定取引)は禁止されています。

「銘柄の異なる同じ商品」とは、同じ対象物であるにもかかわらず、先物取引と現物取引で異なる銘柄として取り扱われている商品のことを指します。

例えば、XMでは以下の銘柄が該当します。

<エネルギーCFD商品>

現物商品「OIL Cash」と先物商品「OIL」 現物商品「BRENT Cash」と先物商品「BRENT」 現物商品「NGAS Cash」と先物商品「NGAS」 <株価指数CFD商品>

現物商品「EU50 Cash」と先物商品「EU50」 現物商品「FRA40 Cash」と先物商品「FRA40」 現物商品「JP225 Cash」と先物商品「JP225」 など 裁定取引は、先物価格と現物価格の差など、時期的な価格差を利用して利益を得る取引手法です。具体的な手法としては、先物を高く売る(同時に現物を安く買う)、先物を安く買う(同時に現物を高く売る)などがあります。

XMでは同一通貨ペアやGOLD(金)、SILVER(銀)でのみ両建てが許容されており、裁定取引は厳格に禁じられているため、ご留意ください。

XMが両建て取引に禁止行為を設けている理由

XMが両建て取引に禁止を設けている理由は、ゼロカットシステムの悪用を防ぐためです。

ゼロカットシステムは、証拠金以上の損失が発生した場合に、通常ならばトレーダーが負担すべきマイナス差額をFX業者が補填し、口座残高をゼロにリセットしてくれるシステムです。

このシステムはトレーダーが安全に取引を行うためのサービスですが、両建てと組み合わせるとシステムの穴をついた取引が可能となります。

具体的には、2つの口座間で同時に売りポジションと買いポジションを持つという状況を考えてみましょう。

価格変動が発生すると、片方の口座Aは利益が生じ、もう片方の口座Bは損失が発生します。

口座Aの利益はトレーダーが手に入れることができますが、口座Bの損失はゼロカットシステムによりXMが補填してくれるため、口座残高を超える損失は発生しません。

複数の口座間での両建てを許可すると、トレーダーが口座の差額をリスクなしに得ることができる可能性があります。これにより、トレーダーにだけ有利な取引となり、公正な取引環境が損なわれてしまいます。

そのため、XMでは両建てに禁止を設け、公正な取引環境の確保を目指しています。

XMで両建ての禁止行為はバレる?

XMで両建てを行うと、その行為は検知されます。

これは使用されている取引プラットフォームの特性によるものです。

国内では各FX業者が異なる取引プラットフォームを採用していますが、海外のFX業者では主にMT4(Meta Trader 4)/MT5(Meta Trader 5)が統一的に使用されています。

MT4/MT5はそれぞれ2005年、2010年にMetaQuotes社によってリリースされ、FX業界で最も広く普及している取引プラットフォームです。

これらのプラットフォームは、業者が各トレーダーの顧客状況や取引履歴を確認できるようになっており、トレーダーは禁止行為を業者から隠すことができません。

そのため、同一業者内での禁止行為はもちろん、他の業者との間での両建ても容易に発覚します。

海外FX市場では取引の監視が徹底されており、不正行為は厳しく取り締まられるため、ペナルティを受けないように気をつけるべきです。

仮に罰則がなかったとしても、トレーダーとしての誇りを持ち、不正な手段を使わずに正々堂々とした取引を心がけましょう。

XMで両建ての禁止行為を行うと課せられる罰則

XMで両建ての禁止行為を行うと課せられる罰則を紹介します。

XMで両建ての禁止行為を行うと課せられる罰則
  • 口座凍結
  • 出金拒否
  • 両建てにより獲得した利益の没収
  • レバレッジの引き下げ

口座凍結

XMで両建てを行うと、課せられる罰則の一環として口座凍結があります。

XMにおいて口座凍結が実施されると、以下の行為が制限されます。

  1. 会員ページへのログイン
  2. MT4/MT5へのログイン
  3. 入金
  4. 出金
  5. 取引
  6. 口座開設ボーナスや入金ボーナス、XMポイントの使用

XMで口座凍結が発生すると、取引口座の凍結解除は不可能です。全てがリセットされ、再度新たな口座を開設する必要があります。

ただし、口座凍結は口座単位での措置となるため、複数の口座を所有している場合、他の口座は通常通り利用できます。

再登録(新規口座開設)の手続きを行う際には、初回時と同じメールアドレスを必ず使用してください。

異なるメールアドレスで再登録を行うと、口座開設ボーナス特典が1人1回限りであるにもかかわらず、複数回受け取ることができ、これは不正取得と見なされます。

その場合、強制口座凍結(強制退会)となり、再登録すら受け付けられなくなります。

出金拒否


XMで両建てが発覚した場合、課せられる罰則には出金拒否が含まれます。

出金拒否とは、FX業者がトレーダーからの出金申請を拒否する措置であり、これが実施されると口座の残高を引き出すことが不可能となります。

一部の悪質なFX業者では、正当な理由なしに出金拒否を行うことがあるため、「原因不明」や「トレーダーの稼ぎすぎ」などの噂が広まっています。

しかしながら、XMは資金管理、金融ライセンス、出金方法の多様性などから高い信頼性を持つ業者であると評価されています。

XMが出金拒否を実施する際も、これはユーザー側の不正行為への対応として行われるものであり、トレーダーが儲けた額に関係なく正当な取引による利益には問題ありません。

XMは安全な取引環境を提供していますが、同時に禁止行為には厳格であり、故意でなくても規約に違反することでペナルティが科せられる可能性があるため、注意が必要です。

両建てにより獲得した利益の没収

XMで両建てが発覚した際の罰則には、両建てにより得た利益の没収が含まれます。

手間暇をかけて得た利益が没収されることは非常に残念なことです。無駄にならないよう、最初から公正かつ適法な手段で利益を追求しましょう。

XMの運営チームは禁止行為に対して厳しい対応を行っており、その調査の厳密さは簡単にはかいくぐれません。

たとえ調査が行われない場合であっても、トレーダーとしての誠実な取引を実践し、正当な手段で利益を追求することをお勧めします。

レバレッジの引き下げ

XMで両建てを行った場合の罰則の一環として、レバレッジの引き下げがあります。

レバレッジは証拠金倍率を指し、高いレバレッジほど少ない資金で大きな利益を狙うことが可能です。

ハイレバレッジ取引には以下のメリットがあります。

  1. 少ない資金で大きな利益を得ることができる。
  2. ゼロカットシステムが利用可能。
  3. 分散投資が容易。

しかし、レバレッジが引き下げられると、これらのメリットが消失します。

低いレバレッジの場合、利益を追求するには多くの証拠金が必要となり、証拠金維持率を維持することが難しくなります。

これにより、強制ロスカットの水準に達し、大きな損失を被る可能性が高まります。

XMで両建てするメリット

XMで両建てすると以下のようなメリットがあります。

XMで両建てするメリット
  • 保有時間の異なる取引を同時進行できる
  • 証拠金が0になり強制ロスカットされない
  • XMポイント(ロイヤルティポイント)を効率よく稼げる

保有時間の異なる取引を同時進行できる

XMでの両建ての利点は、異なる保有期間の取引を同時に進行できることです。

通常、「売り・買い両方のポジションを同時に保有する」と言うと、保有期間を一致させる必要があると認識されがちです。

しかし、売りポジションと買いポジションの保有期間を同期させる必要はありません。

例えば、長期的に買い(ロング)ポジションを保有し、一時的に売り(ショート)ポジションを持つことも可能です。

したがって、両建てが許可されていると、相場のトレンドに合わせて異なる保有期間の取引手法を組み合わせることができます。

例えば、以下は異なる保有期間の取引手法の一例です。

  1. スキャルピング: 数秒から数分程度の短時間に何度も売買を繰り返すトレード。
  2. デイトレード: 1日のうちに利益や損失を確定し取引を終了させるトレード。
  3. スイングトレード: 2、3日から数週間の短期間で売買を完結させるトレード。

これらの異なる手法を適切に組み合わせることで、利益を獲得する機会が広がります。

証拠金が0になり強制ロスカットされない

XMでの両建ての利点は、証拠金が0になり強制ロスカットされないという点です。

この条件が適用されるのは、以下の通りです。

  • 対象銘柄:全通貨ペア・GOLD(金)・SILVER(銀)
  • ロット数:売りポジション・買いポジションともに同じロット数

他の一部の業者では、両建てには証拠金が必要な場合がありますが、XMでは同じロット数での両建てに限り、証拠金が0になります。

証拠金がないため、証拠金維持率も存在しないため、強制ロスカットが発生しません。

そのため、不利な状況でもポジションを保有でき、最適なタイミングでの損切りを計画することができます。

特にハイレバレッジ取引では、強制ロスカットを回避できる利点が大きく、両建ての適切な活用により損失を最小限に抑えつつ、最大の利益を追求することが可能です。

ただし、異なるロット数での両建てでは必要な証拠金が発生するため、注意が必要です。

XMポイント(ロイヤルティポイント)を効率よく稼げる

XMでの両建ての利点は、XMポイント(ロイヤルティポイント)を効率的に獲得できることです。

スタンダード口座とマイクロ口座では、「XMロイヤルティプログラム」が提供されており、取引ごとに獲得したXMポイントを現金や取引ボーナスに交換することができます。

両建てを行うと、両方のポジションに対するXMポイントを一度に取得できるため、1つの口座で複数の取引にわたるXMポイントを効率的に蓄積することが可能です。

「XMロイヤルティプログラム」の対象条件は、仮想通貨CFD以外の銘柄を10分以上取引することであり、リアル口座を開設して初回取引を完了するとプログラムが自動的に有効になります。

このプログラムにはエグゼクティブ、ゴールド、ダイアモンド、エリートの4つのステータスが存在し、ステータスに応じて付与されるポイントも異なります。

ただし、KIWAMI極口座やゼロ口座には「XMロイヤルティプログラム」が適用されないため、注意が必要です。

PCで両建てする方法

PCで両建てする方法
  1. 両建てしたい通貨ペアのチャート画面を開く
  2. 「チャート表示」>「新規注文」をタップする
  3. 「成行買い」「成行売り」どちらかにエントリーする
  4. 反対のポジションにエントリーして完了

両建てしたい通貨ペアのチャート画面を開く

両建てしたい通貨ペアのチャート画面を開きます。

MT4またはMT5にログインしたら、画面左側の「気配値表示」から両建てしたい銘柄を右クリックしてください。

「チャート表示」>「新規注文」をタップする

「チャート表示」をタップし、「新規注文」を選択します。

メニューが表示されるので、画面の上部にある「新規注文」をタップしてください。

「成行買い」「成行売り」どちらかにエントリーする

「成行買い」と「成行売り」のいずれかにエントリーします。

成行注文(成行買い・成行売り)は、銘柄の数量を特定し、価格を指定せずに行う注文のことです。

この注文方法は、その瞬間の市場の状況に応じて、条件に基づいて最も有利な価格で取引を成立させる方法です。名前の通り、市場の成り行きに委ねられています。

売買を素早く確実に行いたい場合に便利ですが、価格の予測が難しいため、相場が大きく変動すると予想以上の高値で買ったり、安値で売ったりすることがあります。

反対のポジションにエントリーして完了


最後に、逆のポジションにエントリーして取引が完了します。

証拠金を0にして強制ロスカットを回避する場合は、同じロット数にする必要がありますが、それ以外の場合は同じロット数である必要はありません。

エントリー後は、「ターミナル」>「取引」を画面の一番下にあるメニューから選択し、売り・買いの両方のポジションが表示されていることを確認してください。

スマホアプリで両建てする方法

スマホアプリで両建てする方法
  1. 両建てしたい通貨ペアのチャート画面を開く
  2. 画面右上の「トレード」をタップする
  3. 「成行買い」「成行売り」どちらかにエントリーする
  4. 反対のポジションにエントリーして完了

両建てしたい通貨ペアのチャート画面を開く

両建てを希望する通貨ペアのチャート画面を開きます。

MT4またはMT5にログインした後、両建てを行いたい銘柄を長押ししてください。

メニューが表示されたら、「チャート」を選択します。

銘柄が表示されていない場合は、画面右上の「+」ボタンをクリックして銘柄を検索してください。

画面右上の「トレード」をタップする

画面右上の「トレード」をクリックします。

チャート画面に遷移したら、画面右上の「トレード」をクリックしてください。

「成行買い」「成行売り」どちらかにエントリーする


「成行買い」「成行売り」のいずれかを選んでポジションに入ります。

成行注文は市場の状況に応じて実行価格が確定し、提示した希望価格での売買が確実に成立するわけではありませんのでご注意ください。

約定とは、売り手と買い手の条件が一致して取引が成立したことを指し、その際の価格を約定価格といいます。

もし取引相手が見つからずに約定が達成されない場合は、条件を再評価してみてください。

反対のポジションにエントリーして完了

最後に、逆のポジションに入り、取引が完了します。

逆のポジションにエントリーした後、チャート画面に戻り、再度画面右上の「トレード」をタップしてください。

その後、メニューの一番下にある「トレード」をタップし、売り・買いの両方のポジションが正しく表示されていることを確認してください。

スマートフォンアプリでは画面が小さいため、誤操作に注意してください。

XMで両建てポジションを解除する方法

PCで両建てポジションを解除する方法

PCで両建てポジションを解除する方法は、以下の通りです。

PCで両建てポジションを解除する方法
  1. 両建て解除したい通貨ペアのチャート画面を開く
  2. 「注文変更または取り消し」を選択する
  3. 「注文種別」>「両建て解除」を選択する
  4. 「複数決済」をクリックして完了

両建て解除したい通貨ペアのチャート画面を開く

両建てを解除したい通貨ペアのチャート画面を開きます。

MT4かMT5にログイン後、両建てを解除したい銘柄を右クリックしてください。

「注文変更または取り消し」を選択する

「注文変更または取消し」を選択します。

メニューが表示されるので、「注文または取消し」をクリックしてください。

「注文種別」>「両建て解除」を選択する

「注文種別」>「両建て解除」をクリックします。

「注文種別」のタブを開き、メニューから「両建て解除」を選択します。

複数の銘柄を両建てしている場合は、「両建て解除:通貨ペアを指定」をクリックして、銘柄ごとに対応できます。

「複数決済」をクリックして完了

「複数決済」を選択して手続きを完了します。

内容を確認し、問題がなければ、「複数決済」と表示された黄色いボタンをクリックしてください。

なお、同一のロット数で両建てをしており、かつ証拠金が0の状態で片方のポジションのみを決済して両建てを解除すると、その瞬間に証拠金が必要となります。

証拠金が増加すると、証拠金維持率が低下し、ロスカットの水準を下回る可能性があるため、注意が必要です。

スマホアプリで両建てポジションを解除する方法

スマホアプリで両建てポジションを解除する方法は、以下の通りです。

スマホアプリで両建てポジションを解除する方法
  1. 解除したい両建てポジションを長押しする
  2. 「両建て解除」をタップして完了

解除したい両建てポジションを長押しする


解除したい両建てポジションを選択します。

MT4かMT5にログインしたら、両建てを解除したい銘柄を長押ししてください。

メニューが表示されますので、「両建て解除」をタップしてください。

「両建て解除」をタップして完了


「両建て解除」をタップして手続きが完了します。

解除画面では、「注文による」の下に、両建て取引中のポジションが表示されます。

内容を確認して問題がなければ、「注文による」下のポジションをタップして、両建て解除を確定します。

最後に、「両建て解除」と表示されたオレンジのボタンをクリックしてください。

なお、両建て取引では、売り・買いそれぞれのポジションを別々に決済すると、時間差で含み損が増減するリスクがあるため、慎重に取引してください。

XMで両建てする際の注意点

XMで両建てする際は、以下の点に注意してください。

XMで両建てする際の注意点
  • ポジションを片方ずつ解除すると証拠金が必要になる
  • マイナススワップの銘柄を長期的に両建てすると損失が発生する
  • 経済指標発表時は相場が急変動し、損失が大きくなりやすい

ポジションを片方ずつ解除すると証拠金が必要になる

一方のポジションを解除する際には、証拠金が必要になります。

XMでは、売り・買いの両方のポジションで同じロット数で両建てを行うと、証拠金をゼロにできる特典があります。

同時に両ポジションを決済すれば、証拠金が発生せずに取引が終了します。

ただし、ポジションの解消のタイミングがずれると、一方のポジションが解消されない期間が発生します。そして、片方のポジションを解除した瞬間に証拠金が必要になります。

証拠金が発生し、かつ証拠金維持率がロスカットの水準を下回った場合、強制ロスカットが実行され、損失が回収できません。

したがって、証拠金がロスカット水準ギリギリである場合は、両ポジションの解消タイミングを同期させるよう注意しましょう。

片方ずつポジションを解除したい場合は、事前に証拠金の金額や維持率を確認し、問題ないかどうかを確認した上で実行してください。

マイナススワップの銘柄を長期的に両建てすると損失が発生する


マイナススワップの銘柄を長期間にわたり両建てすると、損失が発生する可能性があります。

スワップポイントは、通貨の金利差から生じる調整額を指し、以下の2つのパターンがあります。

  1. プラススワップ:高金利通貨を買い、低金利通貨を売る場合に得られる金利差
  2. マイナススワップ:低金利通貨を買い、高金利通貨を売る場合に支払う金利差

スワップポイントは各国の金利情勢により日々変動し、売りポジションと買いポジションで同額ではありません。そのため、両建ての場合、スワップポイントが全体的にマイナスになることがあります。

マイナススワップが積み重なる銘柄を長期間両建てすると、徐々に損失が増加する可能性があるため、慎重な取引が必要です。

なお、KIWAMI極口座ではスワップフリーなので、スワップポイントによる損失を気にせずに取引できます。ただし、プラススワップによる利益は得られず、「XMロイヤルティプログラム」も適用されないため、ご留意ください。

経済指標発表時は相場が急変動し、損失が大きくなりやすい


経済指標が発表されると、相場は急激な変動を見せ、損失が拡大しやすくなります。

経済指標は各国政府や中央銀行が発表する雇用、物価、景気、金融政策などに関連する経済統計の一環です。

これらの指標は経済の動向を把握するための材料であり、発表があると相場が急激に変動することがあります。

価格が低下すると買い注文が増加し、価格が上昇すると売り注文が増加するため、相場急変時には買値と売値の差(スプレッド)が拡大します。

為替の動きに対してスプレッドが小さいほど利益につながるため、相場急変時にはスプレッドによる損失も増加します。

さらに、両建ての場合、為替損益は相殺されますが、スプレッドは両ポジション分で2倍になるため、スプレッドによる損失も同様に2倍になります。

損失が膨らむと強制ロスカットが発生する可能性もあるため、両建て時の相場急変には十分な注意が必要です。

XMの両建てに関してよくある質問

両建てに必勝法はある?

両建てには確実な勝ち策は存在しません。

過去の検証を行い、勝ちパターンを分析して独自の取引ルールを確立することが一つの方法です。

「複数口座を利用し、強制ロスカットやゼロカットシステムを活かして損失を最小限にし、利益を確保する方法」が必勝法に近いとされることもありますが、これは禁止行為とされています。

禁止されていない確実な勝ち法があれば、多くのトレーダーがそれを利用し、FX業界は成り立ちません。

相場の変動を100%の確率で予測することは誰にも不可能であり、それをどれだけ正確に読み解くかがFX取引の魅力です。

「確実に勝てる」「勝率100%」などといった甘い言葉に惑わされず、知識や経験から得た勘を活かして勝利を目指しましょう。

ナンピン手法は可能?


ナンピン手法は実践可能です。

ナンピンは、価格がエントリーと逆方向に動いた際に損を確定させず、回復して利益が出るまでポジションを追加し続ける手法です。

この手法では、平均単価を引き下げ、各ポジションを効果的に安価で取得することができるため、利益が出た際の利幅も大きくなります。

例えば、1ドルが150円の相場で買いポジションを1ロット保有しているとします。

1ドルが148円に下落した場合、ナンピンを行って新たに1ロット買い足すことで、平均単価を1ドルあたり149円で2ロットのポジションを維持できます。

これにより、1ドルあたり2円の損失を1円に削減でき、相場が1ドル150円にまで戻らなくても、149円の段階で損失をゼロにできます。

ただし、新たにポジションを増やすたびに証拠金が必要となりますので、相場が反転しない限り、軍資金が底をつく前に損失が蓄積される可能性があります。

どんなタイミングで両建てを解除すべき?

両建てを解除すべき適切なタイミングは、相場のトレンドが明確になった時点です。

トレンドは相場の進行方向を指し、相場は主に上昇や下降するトレンド相場と、狭い範囲で価格が変動するレンジ相場に分けられます。

統計的に言えば、相場のおおよそ3割がトレンド相場であり、7割がレンジ相場とされています。

両建ての利点は、レンジ相場で市況を観察できることにありますが、トレンドが明確になれば進んでポジションを確定して利益を追求することが可能です。

逆に言えば、逆張りのポジションを持ち続けることは利益を減少させる可能性があります。

したがって、相場のトレンドが明確になったら、最適なタイミングで両建てを解消し、利益を確保することが重要です。

自動売買システム(EA)で両建てしても問題ない?

自動売買システム(EA)を使用しての両建ては許容されています。

ただし、EA(Expert Adviser)に完全に任せっきりで取引を続けると、意図せずして複数の口座で両建てが発生する可能性があります。

知らず知らずのうちに禁止行為に手を染めてしまうこともあるため、発覚した際に「気づいていなかった」という弁明は通用しないことに留意しましょう。

EAはMT4/MT5上で動作する自動売買プログラムであり、各国のトレーダーが様々な仕様でプログラムを組み、販売や配布を行っています。

EAを導入する場合は、高い収益性と同時に自身のトレードスタイルに合った使いやすいものを選定することが重要です。

仮想通貨を両建てすることはできる?

仮想通貨においても両建ては可能ですが、他の銘柄と比較して、仮想通貨での両建てには厳しい必要証拠金の条件があります。

仮想通貨での両建てには以下の条件が適用されます。

  1. 必要証拠金が相殺されず、片道分(売りポジションまたは買いポジションのどちらか)の必要証拠金が発生する。
  2. 必要証拠金は50%。

仮想通貨での両建てでは、通貨ペアによる両建てと同様に、証拠金が0となる利点が得られないため、取引の際は慎重に注意が必要です。

仮想通貨であっても、両建て時の禁止事項は同様ですので、注意して実行しないようにしましょう。

XMの両建てのやり方や禁止行為まとめ

この記事では、「XMでの両建ての方法、禁止事項、メリット、および注意点」について詳しく説明してきました。

両建ては、価格変動を慎重に観察し、損失を最小限に抑えつつ最大の利益を追求する戦略の一環です。

特にXMでは、同じロット数での両建てに関しては証拠金が0であり、強制ロスカットを回避できるというメリットがあります。また、XMポイントを効率的に蓄積できる仕組みも存在します。

ただし、注意が必要なのはゼロカットシステムの悪用が可能であり、それに対する厳格な規制があることです。

両建てを行う際には、ルールを守り、慎重に取引を行うことが重要です。

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